エンゼルス大谷翔平投手(24)が、ツインズ戦に「3番DH」で出場。8回の第4打席に、右手薬指へ投球が直撃した。

その後、球場内でエックス線検査を受けた結果、骨には異常がなかった

左腕ロジャースと対戦。カウント0-2からハーフスイングした際、時速150キロの内角ツーシームを避けきれず、右手に当たった。大谷はバットを放り出すと(記録は空振り三振)、顔をしかめてその場にうずくまった。オースマス監督、トレーナーらが駆け付けた後、大谷は立ち上がってベンチへ下がった。

試合後、オースマス監督は「骨に異常がなかったのはいいニュース。早いうちに戻れるだろう」と、経過を説明。21日の試合前、担当医、トレーナーらがチェックしたうえで、今後の出場について確認する予定だ。

ツインズ先発は、今季6勝の右腕オドリッジ。15日の対戦では、3打数無安打に封じられた相手だった。

1回の第1打席は、カウント3-1から四球を選んだ。

4回の第2打席は、カウント1-2からの6球目を空振り三振。

6回の第3打席は、右腕ハーパーと対戦。カウント1-2から空振り三振に倒れた。

この日は、3打数無安打3三振1四球。4試合連続、今季スタメン12試合で7試合目のマルチ三振となった。

打率は2割5分。

試合前には、最長36メートルの距離をはじめ、80球のキャッチボール。ゆったりとしたフォームで力むことなく、1球ずつ丁寧に投げた。

試合は、エンゼルスが競り負けた。