マーリンズは初回にスターリン・カストロ二塁手の4号2ランで先制すると、3回にも2本塁打で2点を追加。4点リードで迎えた5回には、ルーキーのハロルド・ラミレス右翼手の適時二塁打を皮切りに単打5本、二塁打2本など、打者一巡の猛攻で11得点を挙げ、8回にもオースティン・ディーン左翼手の適時二塁打でダメを押した。

本塁打1本を含む5打数4安打、4得点、2打点の活躍を見せたギャレット・クーパー一塁手は「ここ2週間、チーム一丸となっていい成果がでている」とコメント。ドン・マッティングリー監督は「ここしばらくの間、かなりいいアプローチができている。今夜はただただクレイジーだった」と述べた。

完敗を喫したブルワーズのクレイグ・カウンセル監督は、「この試合はできるだけ早く忘れたい」と話し、1イニング11失点の5回については「あのようなものは見たことがない。抜け出せなかった」と続けた。