ナショナルズは初回から3点を奪取して波に乗ると、3回にはマット・アダムス一塁手が3ランを放って7−1と相手を突き放す。アダムスは11−3として迎えた8回には満塁弾で今季9号目をマーク。チームの圧勝に大貢献した。

父の日だったこの日に5打数2安打、キャリア最高の7打点を記録したアダムスは「こんな試合ができて、キャリアハイの打点を稼げて、父がスタンドにいるなんて、格別だね」と喜びを表現した。

先発のアニバル・サンチェス投手が6回を投げて、6安打2失点、2死球、3三振の内容で、今季3勝目(6敗)をマーク。キャリア100勝目を挙げた。

5安打4失点、2四球、2安打の内容でノックアウトされ、1回1/3で降板となったダイヤモンドバックスの先発アーチー・ブラッドリー投手は「(今日は)思いどおりにボールを投げられたが、それを打たれてしまった。早い段階で自分がチームを追い詰めてしまった」と述べた。