エンゼルス大谷翔平投手(24)が、9号3ランを含む5打数2安打3打点と活躍した。1回の第1打席は空振り三振に倒れたが、2回2死二、三塁から左翼ポール際へ運ぶ3ラン。これがカナダで放った初の本塁打となった。

この回、リードを6点に広げ、チームを勢いづけた。初球のスライダーを捉えた一撃に「常に甘い球は狙っている。カウントに限らず、そういう気持ちで打席の中ではいますけど、いい形で本塁打になってくれて、2回にあれだけ点がとれたのは、チームにとっても良かったかなと思います」と納得の表情を浮かべた。

4回の第3打席は見逃し三振。6回の第4打席では右中間への二塁打を放ち、今季13度目のマルチ安打をマークした。

打撃好調をキープし、打率は2割8分3厘に上昇。今月6本目のアーチで2年連続の2ケタ本塁打にリーチをかけた。それでも「まだまだすごい好調だとは思っていない。改善する点の方が多いですし、いいところは維持しながら、改善できれば、もっともっといい状態にもっていけるかなと思っているので、そこ次第かなと思ってます」と気を引き締めていた。