エンゼルス大谷翔平投手(24)が、17年のWBC米国代表で大会MVPのストローマンに封じられた。

打たせてとるタイプの右腕。第1打席はスライダーで遊ゴロ、第2打席はカットボールで投ゴロ併殺打、第3打席は再びスライダーで二ゴロに倒れ、微妙にタイミングがずれてゴロを打たされた。投手が代わった第4打席でも二ゴロに抑えられ、4打数無安打。全てゴロアウトだった。この日、MLB公式サイトでは球宴投票DH部門で「大谷を忘れるな」との記事が掲載されたが、インパクトを残せなかった。

試合前には6月5日以来、13日ぶりのキャッチボールを行い、最長18・2メートルの距離から軽めに投球した。オースマス監督は「(以前に)1週間、投げなかった時と同じ。問題はないし、リハビリは順調」と話した。(トロント=斎藤庸裕)