カブスのダルビッシュ有投手(32)がメッツ戦に先発し、6回4安打4失点2四球6奪三振の内容で、またしても勝敗は付かなかった。

ダルビッシュは4月27日のダイヤモンドバックス戦で2勝目(3敗)を挙げて以来、10試合連続で勝敗が付いておらず、球団記録をさらに更新した。内容は同点で降板が4回、白星消滅が2回、黒星消滅が3回、その他が1回。チームはこの10試合で5勝5敗。

【ダルビッシュの10試合連続勝ち負け付かずの内容】

(1)5月4日カージナルス戦…4回0/3 5失点。1-5の5回表に無死から連続四球を出して降板。その裏に4点を奪い5-5となって黒星は消える。チームは6-5で逆転勝ち

(2)5月9日マーリンズ戦…4回1失点。2-1とリードした4回裏で投球数が97球となり降板。チームは4-1で勝利

(3)5月15日レッズ戦…5回1/3 2失点。3-2とリードした6回1死で投球数が102球となり、勝ち投手の権利を持って降板。しかし、8回裏に同点に追いつかれて白星は消え、チームは延長10回5-6でサヨナラ負け

(4)5月20日フィリーズ戦…6回3失点。1-0とリードした6回に2四球と連打で3失点し1-3と逆転を許し、その裏に代打を送られて降板。しかし、チームは8回に4-3と再逆転して黒星は消滅。試合は9回に同点に追いつかれ、延長10回に勝ち越されて4-5で敗戦

(5)5月25日レッズ戦…7回0/3 6失点。6-5とリードした8回先頭ディートリッヒに同点弾を浴びて降板。チームは8回裏に2点を奪い8-6で勝利

(6)5月31日カージナルス戦…6回1失点。1-1の7回に代打を送られて降板。チームは延長10回1-2でサヨナラ負け

(7)6月5日ロッキーズ戦…5回1/3 3失点。3-0とリードした6回表に四球と連打で1失点し、1死一、三塁と走者を残したが勝ち投手の権利を持って降板。しかし救援投手が連打されて3-3となり白星が消滅。チームは9-8で勝利

(8)6月10日ロッキーズ戦…6回4失点。4-4の7回に代打を送られて降板。チームは5-6で敗戦

(9)6月15日ドジャース戦…7回1失点。0-1とリードされた7回で降板。チームは9回表に逆転して黒星は消え、2-1で勝利

(10)6月21日メッツ戦…6回4失点。4-3の6回に同点ソロを浴び、4-4となって降板。チームは4-5で敗戦