エンゼルス大谷翔平投手(24)が、7回の第4打席で珍しい犠飛を放った。

1死二塁から3番手ロレンゼンの外角球を捉え、左翼後方へのフライ。フェンス直前で左翼手のペラザに捕球された。ところが、同左翼手はアウトカウントを間違えていたのか、捕球後すぐに内野手へ返球せず、数秒ボールを持ったままだった。

エンゼルスの二塁走者トバールは捕球後に三塁へスタートを切っており、アービンがもたつく間に一気にホームを狙い、好走塁で生還。二塁からホームインする珍しい犠飛で、リードを4点に広げる貴重な追加点を挙げた。大谷は31打点目。

終盤で欲しかった1点が入り、犠飛を放った大谷はフィールド上でバンザイをして喜んだ。