マリナーズ菊池雄星投手(28)がアスレチックス戦に先発し、7回4安打3失点(自責2)1四球5奪三振と力投したものの、6敗目(4勝)を喫した。
アスレチックスとは、今季4回目の対戦。
1回1死から四球を与えたものの、後続を空振り三振、右飛に打ち取り、上々のスタートを切った。
その裏、マリナーズが1点を先制した。
2回は、わずか7球で3者とも内野ゴロに退けた。
3回1死から9番バレトにソロ本塁打を浴び、同点に追い付かれた。
4回は、3番からの好打順を3者凡退に仕留めた。
5回は、3者とも外野フライに打ち取った。
その裏、マリナーズが6番マーフィーのソロ本塁打で再び1点を勝ち越した。
6回2死後、左翼線を破られる安打を許したが、左翼ウィリアムソンが打者走者を二塁で補殺。結局、3人でイニングを終えた。
7回は、無死から連続長短打と味方の2失策、犠飛で2失点。2-3と逆転され、この回で交代した。
球数は95球。
最速は95マイル(約153キロ)。
防御率は4・94。
前半戦最後の登板を白星で飾れなかったものの、試合後の菊池はいつも以上に前向きだった。
「当然、勝ちたかったですけど、個人的にはすごくいいマウンドになったんじゃないかと思います。ボール自体も前半戦で1番いいんじゃないかなというくらい手応えがありました。勝ち負けというのは自分1人でできることじゃないですけど、いい手応えを感じながら後半戦にいけるかなと思います」。
試合は、その後も追加点を許したマリナーズが敗れ、3連敗。