エンゼルス大谷翔平投手(25)が、4打数2安打1打点でチームの5連勝に貢献した。1回無死一、三塁から遊撃内野安打で先制点を挙げると、この回打線がつながり、6得点。流れを引き寄せた。大谷は2回の第2打席で中前へクリーンヒットを放ち、マルチ安打をマーク。その後、今季6個目の盗塁を決めた。試合後の主な一問一答は以下の通り。

-チームが5連勝

大谷 トラウト選手がいないですけど、その中で点も取って、勝てているのはすごくいいんじゃないかなと思います。

-後半戦、ボールが見えていると言っていたが

大谷 今日は打席の感覚は良かったんじゃないかなと思うので、打ち取られた打席に関しても悪くないかなと思います。

-右肘手術後、5度目のブルペン。感覚は

大谷 強度も徐々に上げていくという感じなので、急に上げるということはないですけど、少しずつ、ステップアップしたいなと思います。

-「ボブルヘッドデー」というのはどんな印象があったか

大谷 まずは配られるような選手になりたいなというのが、選手なら思うかなと。すごく光栄なことですし、チームにとってそういう選手になるというのはすごく大事なことなんじゃないかなと思います。そういう日に打てたというのも良かったかなと思います。

-自分のは持っているか

大谷 僕のは持ってないです。他の選手のは持ってますけど。

-打席での感覚が良かったということだが、初球から積極的にいこうという感じだった

大谷 常に持っているので、どのカウントでも甘い球は打ちにいきますし、ボール球にはなるべく手を出さないというのが普通のことなので。そういう普通のことを100%できるバッターがいいバッターじゃないかなと思います。

-盗塁今季6個目。スライディングの仕方やリードの幅など制約がある中で、つかめている部分はあるか

大谷 基本的にはないですね。帰塁することを第一に考えてますし、けん制球が来たときに、足から戻る距離感でいかないといけないので。人よりも離塁も狭いですし、難しいですけど、いけるときはいきたいなと思ってます。