マリナーズ菊池雄星投手(28)とエンゼルス大谷翔平投手(25)が、7打数3安打1本塁打1打点、2三振の結果で今季3度の直接対決を終えた。1回の第1打席は見逃し三振、3回の第2打席は二ゴロで凡退したが、5回の第3打席で左中間へ二塁打。3度目の対決は、3打数1安打1三振だった。

大谷は菊池との今季の直接対決について「結果は結果でやれば出るものなので、打った打たない、あると思いますけど、来年もあると思うので次に生かせればいいんじゃないかなと思います。チームとしては、いい感じで攻略できていると思うので、そこは十分、良かった」と冷静に振り返りつつ、明るい表情だった。

この日、エンゼルス打線に対して5回9安打7失点で7敗目を喫し、メジャー1年目で苦しい投球が続く菊池。それでも大谷は「いい時、悪い時、シーズン通してあると思うので。僕は1年目はそこまで投げられなかったですけど、こうやってしっかりローテーションで回っているというだけでも十分、財産になることじゃないかなと思う」と先輩の菊池に敬意を示し、「僕も今日(試合を)やって、ダメなところありましたし、そこは次につなげたいなと思っているので、必ずそういう風に進んでいくんじゃないかなと思ってます」と期待を寄せた。