20日のロッキーズ戦で顔面に死球を受けたヤンキースのルーク・ボイト一塁手が、翌21日に当時の様子を振り返り「あごが砕けたかと思った」と話した。

ボイトは4回の打席で時速91・4マイル(約147キロ)の速球があごに当たり、5回の守備から交代していた。

ボイトは「歯が砕け散っていろんなところに吹っ飛んだと思って、顔を触った。慌てたよ。でも、思ったより悪くなかった。ただ怖かったけどね」とコメント。一晩明けて目が覚めた時は「めちゃくちゃ痛かった」と振り返り、殴られたような感じだと話していたが、アイシングにより少し腫れているだけだという。脳震とうの検査では問題なしとされた。

ボイトは今季自己最多の18本塁打、52打点をマークしている。