カブスのダルビッシュ有投手(32)がブルワーズ戦に先発し、5回5安打1失点無四球8奪三振と好投し、今季4勝目(5敗)を挙げた。

1回、先頭打者に安打を許しながらも、併殺で2アウト。ところが、3番イエリチに左翼へソロ本塁打を浴び、1点を先制された。

その裏、カブスは1番ヘイワードの本塁打ですかさず同点に追い付いた。

2回は、安打と味方失策で無死一、二塁のピンチを背負ったが、後続を中飛、2者連続三振に仕留め、無失点で切り抜けた。

その裏、カブスが2点を勝ち越し、3-1とリードした。

3回は、1番からの好打順を3者凡退。

4回は、2三振などで3者凡退。

5回は、2安打で走者を背負ったものの、3アウトをすべて三振で奪い、無失点に封じた。

その裏、カブスがシュワバーのソロ本塁打で1点を追加。4-1とリードを広げた。

ダルビッシュは5回を投げ終えて交代した。

球数は93球。ストライクは約73%の68球。

最速は97マイル(約156キロ)。

防御率は4・36。

試合は、カブスがその後も着実に加点。同地区のライバル、ブルワーズ相手に同一カード3連勝を飾り、首位の座を守った。

試合後、マドン監督はダルビッシュが試合途中に体調不良を訴えたことを明かした。

そのため、ダルビッシュは報道陣の前に姿を見せなかった。