ドジャース前田健太投手(31)が、7回3安打無失点、6奪三振で5月31日のフィリーズ戦以来となる8勝目を挙げた。

1回からテンポよく投球。ダイヤモンドバックス打線に的を絞らせず、無四球でまとめた。

約2カ月半ぶりの勝利に「2カ月ずっと悪かったわけではないんけど、なかなか勝てなかったりとか、ここ最近は調子を落としたりとかしてたので。気分が乗らない時もあったけど、今日こうやって勝てたことはうれしく思う」と胸をなで下ろした。

この日は、直球、スライダー、チェンジアップ、ツーシーム、全球種を有効に使った。「全部の球種をうまく使えたし、1つの球種に頼らずにうまくすべてを使いながら、キャッチャーのリードに応えられたかなと思う」と納得の表情で振り返った。