カブスのダルビッシュ有投手(32)がフィリーズ戦に先発し、7回4安打無失点無四球10奪三振の快投を演じたものの、勝敗は付かなかった。

1回は1死から死球を与えたが、後続を打ち取り無失点でスタートした。

2回は11球で3者凡退に仕留めた。

カブスは3回、リゾのソロで1点を先制した。

3回、先頭に初安打を許したものの、三振、右飛の後、2番ハーパーを時速91マイル(約146・4キロ)の高速スプリットで空振り三振に仕留め、無失点で切り抜けた。

その裏、カブスは打線がつながり、3点を追加。4-0とリードを広げた。

4回は先頭のリアルミュートに二塁打を許したが、後続を左飛、遊ゴロ、見逃し三振に打ち取り、無失点に抑えた。

カブスは5回、4番シュワバーのソロで1点を追加。5-0とリードを広げた。

5回は、1死から死球、暴投などで三塁に走者を背負ったものの、後続を抑えた。

6回は2死から二塁打を浴びたが、5番セグラを見逃し三振に仕留めた。

7回は9球で3者凡退。

8回に打順が回ったところで代打を送られた。

球数は92球。

防御率は4・21。

最速は96マイル(約155キロ)。

ダルビッシュの2桁奪三振は、今季3試合目、通算37試合目。

これで4試合連続、26回2/3連続で無四球となった。

ところが、救援陣が5点のリードを守れず、最後は9回、ハーパーにサヨナラ満塁本塁打を浴び、ダルビッシュの5勝目は消えた。

試合後のダルビッシュは「負けてしまったのでうれしくはないですけど、まあいいピッチングはできたと思う。自分の仕事に関しては満足しています」と、淡々と話した。

無四球を継続していることについては「(四球を)出したら、結局走者が一塁に行ってしまうので、球数も無駄にかかってしまいますし、四球だったら安打の方がいいって考えているので、四球が出ていないのはいいと思います」と振り返った。