カブスのダルビッシュ有投手(33)が日米通算2500奪三振をマークして一夜明け、遠征先ニューヨークで小雨の中、約10分間、キャッチボールを行った。

27日のメッツ戦で8回を5安打1失点、7三振1四球の好投で今季5勝目(6敗)を挙げ、節目の2500奪三振を越えた。新たに習得した速いカーブが効果を発揮したことが大きく、現地メディアの間では、それが通算344セーブを挙げる同僚の守護神キンブレルから握りを教わったナックルカーブで、つい1週間前に習ったばかりだと、驚きをもって伝えられている。

キンブレル自身、ダルビッシュの習得のあまりの早さに驚いている様子で「信じられない。彼は自分が望んだことは何でもできる」と話している。