カブス・ダルビッシュ有投手は6勝目を逃し、勝敗は付かなかった。

右前腕の張りで1日の登板を回避し、この日の先発となった。1回に安打と四球で1死一、二塁のピンチを招いたが、4番テムズをカーブで空振り三振、5番ギャメルは内角速球で左飛に仕留めて無失点にしのいだ。2回はナックルカーブがさえて3三振。3回の1死一塁は併殺でしのぎ、4回の無死二塁も変化球で打ち取り無失点。5回に先制点をもらった直後もきっちり3人で料理し、勝ち投手の権利を持って降板した。投球内容は5回72球を投げ、3安打無失点1四球7三振で防御率は4・12。

しかし、6回から登板した2番手のライアンが2死から2四球と安打で同点に追いつかれ、白星は消滅した。

試合はブルワーズが3-2で9回サヨナラ勝ちした。2死一塁からイエリチが左翼へ適時二塁打を放った。