アストロズの先発ゲリット・コール投手が、シーズン最多の8回を投げて1安打1失点、無四球、15三振の快投を披露し、16勝目(5敗)をマーク。チームはマリナーズとの4連戦を全勝した。

この日が29歳の誕生日だったコールは、今季通算奪三振数をキャリアハイの281とし、メジャートップに君臨。また、ペドロ・マルティネス氏に続き、3試合連続で14三振以上を奪ったメジャー史上2人目の投手となった。防御率は2・73で、同僚のジャスティン・バーランダー投手(2・52)に次いでア・リーグ2位としている。

アストロズのA・J・ヒンチ監督は「彼は簡単そうにやってのけるね。制球に関しても、球種に関しても、インテンシティに関しても、ぶれがなかった」とコールをたたえた。

ジェーク・マリスニック中堅手とジョージ・スプリンガー中堅手が本塁打を放ったほか、指名打者の新人ヨーダン・アルバレスがシーズン最多の6打点を記録。アストロズは8月にオリオールズを23−2で下しているが、「STATS」によると、1シーズンに20点差以上で複数試合に勝利したチームが出るのは、1939年のヤンキース(3試合)以来のことだという。(AP)