16、17年に日本ハムでプレーしたブレーブスのクリス・マーティン投手(33)が、1イニングを9球で3者三振に仕留める快投を披露した。

先発カイケルの後を受け、2点リードの7回に登板。まずは7番ヘルナンデスを高め直球で空振り三振にし、今季25本塁打の代打ブルースはチェンジアップで空振り三振。最後は代打モリソンを外角低めの95・4マイル(約153・5キロ)直球で見逃し三振に仕留めた。チームはそのまま勝利し、マーティンに今季17ホールド目が記録された。

「1イニング9球で3者三振」はメジャーで「Immaculate Inning」(欠点のないイニング)と呼ばれ、今季ではストラスバーグ(ナショナルズ)、セール(レッドソックス)らに続き7度目。球団では07年バディ・カーライル(元阪神、日本ハム)以来、12年ぶりだった。

マーティンは18年にレンジャーズと契約して米復帰し、今年7月にブレーブスに移籍。今季成績は54試合で1勝3敗17ホールド4セーブ、防御率3・61。