マリナーズ菊池雄星投手(28)がホワイトソックス戦に先発し、3回途中10安打5失点と打ち込まれ、10敗目(6勝)を喫した。

2回1/3での降板は、1イニングに限定された「ショートスタート」(4月26日=レンジャーズ戦)以外では、メジャー最短となった。

1回は、簡単に2死を取ったものの、3番アブレイユに左中間へ先制ソロを浴びた。その後、連打を許したが、追加点は防いだ。

その裏、マリナーズは1死満塁のチャンスから3点を奪い、逆転に成功した。

2回は、2死一、二塁から適時打を浴び、3-2と1点差に詰め寄られた。

3回は、四球と連続長短打、ソロ本塁打などで3-5と逆転され、1死を取っただけで交代した。球数は60球。防御率は5・46。

この日が今季30試合目の先発で、残り登板予定は2試合。

登板後の菊池は「やっぱり甘い球は見逃してくれないと、毎回打たれるたびに感じます。残り2試合、何とかいい形で終わりたいと思います」と、淡々と振り返っていた。