エンゼルスのマイク・トラウト外野手(28)が、今週中に右足の手術を受けることとなった。15日(日本時間16日)、球団が発表した。

右足つま先付近のモートン神経腫を取り除く手術を行う。トラウトは「歩くのも難しいことがあった。注射を打ったりしてきたが、走ると痛みがあった。残念」と肩を落とした。9月7日のホワイトソックス戦を最後に欠場が続いており、痛みが続いたため手術に踏み切った。

全治は2週間程度だが、13日に左膝の手術を受けた大谷に続く離脱で、2番、3番の「トラウタニ」コンビがともにシーズン終了となった。トラウトは「翔平がやってくれたことは素晴らしかった。彼が後ろにいて、見ていて楽しかった。リーグの中でも素晴らしい打者」と振り返った。

シーズン2週間を残すが、今季は134試合の出場で打率2割9分1厘、自己最多の45本塁打、104打点で、ア・リーグのMVP有力候補でもある。一方、大谷は106試合の出場で打率2割8分6厘、18本塁打、62打点の結果を残した。「トラウタニ」コンビの今季についてオースマス監督は「打線が非常に強くなるのは明らか。2人とも、チームに貢献してくれた選手」とたたえた。