2016年ワールドシリーズでMVPに輝いたカブスのユーティリティープレーヤー、ベン・ゾブリスト選手(38)は、自身の去就についてシーズン終了後に決めることになりそうだ。

家庭内のトラブルにより、今季の大半を制限リストで過ごしたゾブリストは、今季限りでカブスとの契約が満了。シーズン終了後に引退という道を選ぶ可能性もあるが、9月に復帰してからの17試合で打率2割9分6厘、1本塁打、6打点としており、本人が望めば来季も現役続行が可能かもしれないことを示している。

ゾブリスト自身も「確かに、できるかもしれないと思う。今月プレーしてみて、身体的には必ずしも後れを取っているわけではないと分かった。このままやっていけるように感じている」と手応えを口にしている。

なお、カブスではジョー・マドン監督も今季で契約が満了となるが、チームを5年率いた同監督の遺産について尋ねられたゾブリストは「彼の指揮が続くことを望んでいるので、ノーコメントだ」と答えている。(AP)