前カブス監督で、エンゼルスの次期監督有力候補とみられているジョー・マドン氏について、パドレスも調査を行っていることが明らかになった。MLB公式ウェブサイトが報じた。

マドン氏は2016年にカブスに108年ぶりのワールドシリーズ優勝をもたらし、同球団での勝率5割8分1厘、ポストシーズン進出4回の実績を残した。

エンゼルスとの面談予定が報じられており、過去には選手、コーチ、マイナーリーグ監督を務めるなど下部組織を含むエンゼルス内で30年以上を過ごした経歴を持つ。

ナ・リーグ西地区最下位となったパドレスは9月21日にアンディ・グリーン監督を解任。フェルナンド・タティスJrやマニー・マチャドら核となる若手野手を擁し、ファーム組織もMLB随一との評価を得るなど、マドン氏が就任前シーズンの73勝(14年)から97勝(15年)へと成績を押し上げたカブスと複数の共通点がある。(AP)