レイズは初回、指名打者トミー・パームが先発ジャスティン・バーランダー投手から先制ソロを放つと、トラビス・ダーノー捕手が適時打、ジョーイ・ウェンドル内野手が適時二塁打を記録し、3点を奪取。さらに4回にはウィリー・アダメス遊撃手もソロ本塁打を放ち、この勝利でチームは2勝2敗でタイとなった。

パームはMLB公式サイトで、「私はこのような雰囲気のなかでプレーしたことがあるが、チームメートのほとんどは初めて。彼らはみんな若くて、メジャーではあまり経験のない選手たちだ。だから、ここにいるみんながこのような雰囲気のなかでプレーできたのがうれしい。なぜなら、一度味わったら、もっと味わいたいと思うからさ」と話した。

シリーズ初戦ではバーランダーに7回無失点に抑えられていたレイズ。ケビン・キャッシュ監督は「慣れが助けになったのだと思う。彼(バーランダー)は今も最高で、それは否めない。しかし4日か5日かたって、おそらく同じ球種のボールのうちいくつかは、少し前と似ていたんだろう。だから、われわれはいい攻撃ができたし、思い切りのいいスイングができた時があった思う」と述べた。