レイズがアストロズとの地区シリーズ第5戦に敗れ、08年以来のリーグ優勝決定シリーズ進出を逃した。先発した今季6勝1敗、防御率1・78の右腕タイラー・グラスノー(26)がいきなり初回につかまり、先頭から4連打を浴びるなど4失点。グラスノーは試合後、投球フォームの癖で球種が読まれていた可能性を認めた。

大リーグ公式サイトによると、グラスノーは3回途中で降板後に自身の映像を見返し、違いに気付いたという。ストレートを投げるときはグラブの高さが高く、カーブのときは低かったと明かし「かなりわかりやすかった。少しのことが大きな違いを生んでしまった。相手に球種を読まれていたかどうかは定かではないが、(グラブの高さの違いは)明らかだった」と悔やんだ。