レイズ(ワイルドカード)を3勝2敗で破り、3年連続のリーグ優勝決定シリーズ進出を決めたアストロズ(西地区優勝)のA・J・ヒンチ監督が、チームに称賛の言葉を贈っている。MLB公式サイトが伝えた。

2勝2敗で迎えた最終戦。1回裏、1番ジョージ・スプリンガー外野手からの4連打などで4点を先制したアストロズは、8回にもマイケル・ブラントリー左翼手、ホセ・アルテューベ二塁手の連続本塁打で加点した。守っては今季20勝を挙げた右腕ゲリット・コール投手が快投。8回を2安打1失点に抑え10三振を奪った。2回にエリック・ソガード二塁手にソロ本塁打こそ喫したがレギュラーシーズン通りの投球でレイズ打線をねじ伏せた。

ヒンチ監督は試合後、「本当にタフなシリーズだった」と振り返り、「素晴らしいチームだ。本拠地での第5戦で、ゲリット・コールが先発。非常にいい試合内容だった。決定的瞬間があり、素晴らしい雰囲気のなかで、最高の選手たちの最高のパフォーマンスだった」と、チームを称賛。

この大一番で先発11試合連続となる二桁奪三振をマークし、勝利投手となったコールは、「間違いなく(普段とは)違う試合だったが、同じように準備ができた。ラインナップ、守備、ブルペンに満足しており、それが自分が完全に集中するため、自分らしい準備をするための自信となった」と語った。