ヤンキースの特別アドバイザーで米野球殿堂入りしているレジー・ジャクソン氏が、同球団のジャンカルロ・スタントン外野手のケガについてジョークを飛ばし、スタントンに謝罪したことが分かった。米ヤフースポーツが伝えている。

さまざまなケガにより、今季レギュラーシーズン18試合の出場にとどまったスタントンは、大腿四頭筋のケガでア・リーグ優勝決定戦第2試合を欠場。第3試合もラインナップから外れていた。

「NJ.com」によると、MLBネットワークのラジオに出演したジャクソン氏は、スタントンが第2試合を欠場したことについて尋ねられた際、「彼は今季ずっと欠場してたじゃないか! いったいどうやったら(そんなに)ケガなんてできるんだ?」とコメント。一瞬の沈黙の後、この発言がオンエアされているのか尋ね、実際に放送されたことを知った。

これを受け、ジャクソン氏は即座にヤンキースに連絡を取り、スタントンに直接謝罪。質問についての答えはジョークだったと弁明した。スタントンは謝罪を受け入れたという。(AP)