アストロズは0-1で迎えた3回にジョージ・スプリンガー外野手の3ランで逆転すると、6回にはカルロス・コレア遊撃手も3ランをマーク。同回裏に2失点したものの、8回と9回にマイケル・ブラントリー左翼手の適時打などでさらに2点を追加し、ヤンキースに3勝1敗でナショナルズとのワールドシリーズ進出に王手をかけた。

アストロズのA・J・ヒンチ監督は、MLB公式サイトで「カルロスとジョージの最高にビッグなスイングがあった。だが、その3ランにつなげてくれた他の選手たちのいい打席も多くあった。あの2本の3ランは偶然生まれた物ではない。四球から、(ジョシュ・)レディックがヒットを打って出塁し、そしてジョージがホームランを打ったんだ」と、チームの奮闘をたたえた。

大一番となる翌日の第5戦では、エースのジャスティン・バーランダー投手が先発予定となっている。同監督は、「J・Vがわれわれのチームにいるということが最高だね。彼は明日、きっとわれわれの流れを作るだろう。そして、ワールドシリーズに導いてくれることを願う」と意気込んだ。

なお、この試合ではヤンキースで田中将大投手が先発。5回0/3を4安打4失点(自責3)、2四球、1三振で敗戦投手となった。