ヤンキースがアストロズに無念のサヨナラ負けを喫し、2009年以来、10年ぶりのワールドシリーズ出場を逃した。

ヤンキースの2勝3敗で迎えた第6戦は1回、「オープナー」として先発したヤンキースの救援右腕グリーンが、アストロズの5番グリエル(元DeNA)に先制3ランを浴びた。

ヤンキースは2回、サンチェスの適時打で1点を返した。4回には、ウルシェラのソロ本塁打で1点差まで詰め寄った。

ところが6回、救援カンリーが1失点。2-4となった。

その後、ヤンキース打線は、毎回のように走者を出しながら、相手の好守にも阻まれ、反撃は及ばなかった。

ヤンキースは土壇場の9回、ラメーヒューの2ランで同点に追い付いたものの、その裏、クローザーのチャプマンが2死一塁からアルテューベにサヨナラ2ランを喫した。

敗戦の瞬間をベンチで見届けた田中将大投手(30)は、「今終わったばかりなので、その実感が湧かないというところが、自分の正直な気持ちです」と、静かな口調で話した。

メジャー6年目は、またしてもワールドシリーズに届かず、終了した。

「自分でまだまだ足りないなというのを、いろいろと自分で思いながら、感じながら、よりいい方向に持っていけるように、いろいろと取り組んできましたけども、まだまだ足りない部分があると、シーズン終わって、今日終わって感じる部分がたくさんある。それをオフシーズン、また次のスプリングトレーニングと、そういう期間でまたレベルアップさせることができれば、大一番のゲームになった時でも、もっと幅を持たせて投げることができるんじゃないかとは思っています」。

この試合に勝ち、3勝3敗のタイに持ち込めば、田中は第7戦で救援登板する予定だったが、実現せずに終わった。