115回目のワールドシリーズが開幕し、初出場のナショナルズが逆転で競り合いを制し、敵地で白星スタートを切った。

17年以来2年ぶりの世界一を目指すアストロズは、今季20勝を挙げ、今ポストシーズン3連勝中のコールが先発。ナショナルズはサイ・ヤング賞3回のシャーザーと、メジャーを代表するパワー投手同士の顔合わせとなった。

先制したのはアストロズ。1回2死二、三塁から5番グリエル(元DeNA)が左中間へ適時二塁打を放ち、2点を先制した。

一方のナショナルズは、すかさず反撃を開始。2回にジマーマン、4回にはソトがソロを放ち、同点に追い付いた。

さらに、5回にはイートン、ソトの適時打などで3点を勝ち越した。

アストロズは終盤、1点差まで詰め寄ったが、あと1歩及ばなかった。

アストロズの先発コールは敗戦投手となり、公式戦、ポストシーズンで継続していた連勝記録は25試合、19連勝でストップした。

第2戦は23日(日本時間24日午前10時7分開始予定)、アストロズがバーランダー、ナショナルズがストラスバーグの両先発で行われる。