新たにジャイアンツのGMとなったスコット・ハリス氏が、今回の就任について「ありがたく、栄誉に思う」とコメントし、今後の意気込みを語った。MLB公式サイトが伝えている。

ジャイアンツのファーハン・ザイディ編成本部長は10日、今季までカブスでGM補佐を務めてきたハリス氏のGM就任を発表。声明で「スコットのような手腕にたけた重役を迎えることができて、胸を躍らせている。編成本部を率いる助けになってもらえるだろう」と興奮を語った。

ハリス氏も声明で「忠実で情熱的な素晴らしいファンを持つ誉れ高いサンフランシスコ・ジャイアンツに加わることを非常にありがたく、栄誉に思う」とコメント。「次のワールドシリーズをジャイアンツのファンとサンフランシスコという都市にもたらす手伝いをする機会を得て恐縮している。ここはいつだって私の胸のなかで特別な場所だ」と述べ、ジャイアンツファミリーとの新たな仕事が楽しみだと話した。

ナショナルズ、レッズなどで仕事をしてきたハリス氏は、2012年からカブスで選手部門のディレクターを5年間こなし、その後同球団でGM補佐を2年務めた。お披露目会見は11日にオラクルパークで行われる。(AP)