エンゼルスのビリー・エプラーGMが12日、かつてカージナルスなどをワールドシリーズタイトルに導いた名将トニー・ラルーサ氏を編成部門のシニアアドバイザーに迎えたことを発表した。

エプラーGMによればラルーサ氏は今後、選手の評価やマイナーリーグの育成を含め、あらゆる分野で補佐役を務めるとのこと。同GMは声明で、ラルーサ氏には長年敬服しており、以前にも、ともに仕事を行う可能性について話し合ったことがあると述べた。

メジャー史上3位の2728勝を誇るラルーサ氏は、アスレチックス(1989年)とカージナルス(2006年、11年)を世界王者に導き、14年に殿堂入り。17年からレッドソックスの球団副社長と編成本部長の特別補佐を兼任していた。(AP)