レッドソックスのダスティン・ペドロイア内野手(36)は、来季も残留を希望しているようだ。左ひざのケガでここ2シーズン計9試合の出場にとどまっているが、来季に向けて前向きに取り組んでいるという。

新たに編成責任者となったチャイム・ブルーム氏は11日、「私が手にしている情報はすべて、彼が調子良く感じており、プレーに意欲的だということを示している」と話した。

面談を念頭にペドロイアとメッセージも交換したというブルーム氏は、「できる限りいい状態に近づくため、彼が懸命に取り組んでいるのはわかっている」とし、「チームと球団における彼の重要性を知り、できるだけ迅速に彼と親密な関係を築きたいと思った」と述べた。

オールスター4度選出の経験があり、2008年にはア・リーグMVPにも輝いたペドロイアだが、17年4月21日のオリオールズ戦でマニー・マチャド内野手(現パドレス)からスライディングを受け、左ひざを負傷。同年オフに手術を受けると、翌18年シーズンは5月に3試合に出場したのみで、7月に瘢痕(はんこん)組織除去の手術を受けた。今季は4月に6試合に出場したのみで、8月に骨棘(こつきょく)除去などの手術を受けていた。(AP)