今オフにフリーエージェント(FA)となり、所属球団が規定額で1年契約を結べる「クオリファイング・オファー(QO)」を受け入れて年俸1780万ドル(約19億3500万円)でツインズに残留し、1年後に再びFAとなる選択をした先発右腕ジェイク・オドリッジ投手(29)が、その理由を語った。

オドリッジは15日、「自分が熟知し楽しめる場所で、2019年シーズンと同様に成長を続け、来年のオフにFA市場に打って出ようと思い、残留を決めた」とコメント。

オドリッジは今季30試合に先発し、15勝7敗、防御率3・51の成績を残し、オールスターゲームに初選出された。

今オフのFA市場はゲリット・コール、スティーブン・ストラスバーグ、ザック・ウィーラー、マディソン・バムガーナーら先発投手の大物が豊富。一方20年オフは田中将大、トレバー・バウアー、ジェームズ・パクストン、マーカス・ストローマン、ジェーク・アリエタらがFAとなり、今オフよりはスケール的にやや見劣りするとみられている。(AP)