マリナーズがメジャーデビュー前の若手有望株、エバン・ホワイト一塁手と6年2400万ドル(約26億円)の長期契約で合意したことが関係者の話で分かった。

23歳のホワイトは2017年のドラフト17巡でマリナーズから指名。プロ入りからすぐに卓越した守備と質の高い打撃で将来を嘱望されてきた。今季は2Aで打率2割9分3厘、18本塁打、55打点という成績を残している。

メジャーデビュー前に長期契約を結んだ例は、今季開幕前にホワイトソックスがイーロイ・ヒメネス外野手と契約した例と同様。ただしヒメネスと違ってホワイトは2Aまでしかプレー経験がなく、マリナーズはホワイトの潜在能力をそれだけ高く買っているということになる。(AP)