メッツのベテラン内野手、ロビンソン・カノ(37)がカルロス・ベルトラン監督の就任を喜び、フィールド内外で大きな力になってくれると期待を語った。MLB公式サイトが伝えている。

現時点のロースターで最年長のカノは、ベルトラン監督の就任について「素晴らしい招へいだと思う」とコメント。僕らはみな、彼がどんな人物なのか知っているし、どんな選手だったかも知っている。フィールドの内外で大きな力になってくれると思う」と、新監督の手腕に期待した。

選手時代に9度のオールスター選出を誇るベルトラン監督は、メッツ(2005年-11年)やヤンキース(14年-16年)を含む7球団に所属し、メジャーで20シーズンを過ごした。17年シーズン終了後に引退し、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMの特別補佐を務めた経験があるが、プロレベルではコーチ経験も監督経験もない。

カノはベルトラン監督について、経験がなくとも素晴らしい指揮官になるとの見解を示しつつ「いい監督になるには、優れたベンチコーチとともに始める必要がある。いいコーチがそばにいてくれれば、決断を下すときに助けになってくれるし、いい決断ができるようになる」と、質の高いベンチコーチの存在が重要だと強調した。