今季、キャリア最高のシーズンを送った左腕エドゥアルド・ロドリゲス投手(26)が、充実感を口にするとともに、レッドソックス一筋でキャリアを終えたいとの希望を述べた。MLB公式サイトが伝えている。

2015年にメジャーデビューしたものの、キャリアの大半をひざのケガとともに過ごしてきたロドリゲス。今季は初めてシーズンを通じてマウンドに立つことができ、「非常に重要なステップだった」と振り返った。同投手はまた、勝利数(19)、防御率(3・81)、奪三振数(213)、イニング数(201回1/3)、先発登板回数(34)のすべてにおいて、自己ベストを記録。「開幕時に30先発、200イニング以上を目標にしていた。それが達成できて、最高に誇りに思う」と満足感を示した。

ロドリゲスは国際フリーエージェント(FA)として2010年にオリオールズに入団した後、トレードで14年にレッドソックスに加入。2年間の年俸調停資格を有し、22年にはFAとなる見込みだが、先ごろロドリゲスの代理人は地元紙「ボストン・グローブ」に対し、同選手が残留を強く願っているとコメントしていた。

ロドリゲスも先週末にその発言を肯定。「僕はぜひともボストンに残りたい。契約延長のオファーがあり、合意することになれば、素晴らしいだろうね。ここがキャリアの始まった場所だし、できればここで終わりたいと思っている」と、自身の願いを語った。