ナショナルズからフリーエージェント(FA)となっているライアン・ジマーマン内野手(35)が、同球団と再契約に至らなければ引退も考えていることを明らかにした。

ジマーマンは2日夜、ナショナルズの優勝を追ったドキュメンタリーの試写会に出席した際に「自分の気持ちはかなりはっきりしていると思う。ここでもうしばらくプレーするか、もっとゴルフをすることになるかだ」とコメントした。

ナショナルズは2005年に本拠地をモントリオールから現在のワシントンに移したが、ジマーマンはその年にアマチュアドラフト1位指名を受けて入団。以来、15年間をナショナルズで過ごした唯一の選手となっている。

ナショナルズは同選手との来季に関し、1800万ドル(約19億5000万円)の球団オプションを破棄。ジマーマンは契約解除金200万ドルを受け取りFAとなったが再契約を希望しており、「両者ともなんとかしたいと考えているので、あとはアクションが起こるだけの話。どうなるか待つことになるけど、僕はそんなに心配していない」と話していた。(AP)