巨人からポスティング制度でメジャー移籍を目指す山口俊投手(32)の代理人ジョシュ・パーセル氏が、先発投手としての契約に自信を見せた。

DeNA時代に救援の経験があるものの、今季は最多勝を獲得するなど先発としての実績はトップクラス。「ヤマグチさんはメジャーで先発投手として競争することを望んでいる。彼の才能を生かすためにベストの機会を求めたい」と話した。救援との併用についても「彼は理解している」と、柔軟性があることも付け加えた。また、希望球団については「何の制限もなく、全30球団が対象」と地域、都市にこだわらない考えを明かした。

その山口について、早い時期から調査を続けるレンジャーズの関係者は「もちろん連絡は取り合っている」と、すでに折衝に入っていることを認めた。交渉期限は、来年1月2日米東部時間午後5時(日本時間3日午前7時)。今後、先発投手市場の動向を見ながら、山口が新天地候補を絞り込むことになりそうだ。