大リーグ機構は11日、今季本塁打が急増した“飛ぶボール”の調査結果を発表し、原因は縫い目の低下による空気抵抗の減少と結論づけた。

縫い目は昨季より平均0・001インチ(約0・025ミリ)低くなっており、製造の誤差によるものだという。また調査では、打者が打球に角度を付けて打つ「フライボール革命」の影響で本塁打が量産されたことも指摘された。

これに対しカブスのダルビッシュはツイッターで異論を唱え「16年以前の投手の打撃練習でホームランなんてほぼ出なかったのに、以降はほぼ誰でもホームランになっている」と意見した。