DeNAからポスティング制度で米移籍を目指す筒香嘉智外野手(28)が13日(日本時間14日未明)、レイズと合意したことが分かった。米メディアなどによると、2年契約で総額13億円前後となる見込み。

レイズは昨季、救援投手を先発マウンドで1イニングや2イニングを投げさせる「オープナー」を実践。新戦法をメジャーに浸透させた。斬新な奇策を仕掛けるチームで、指揮官のキャッシュ監督は、05年に当時デビルレイズで野茂英雄が日米通算200勝を達成した際に捕手を務めていた。

また、二刀流選手の育成にも積極的。今季は左腕のブレンダン・マッケイ投手(23)がメジャーデビュー。投手としては13試合、主に先発で起用された。打者としては代打起用が多かったが、7月1日には指名打者(DH)で先発出場した。さらにマイナーリーグでは、3Aの試合で二刀流選手から二刀流選手の継投リレーを実践している。

過去の日本人野手では岩村明憲、松井秀喜らが所属した。