エンゼルス大谷翔平投手(25)が右肘のリハビリを終えたことを19日(日本時間20日)、米国の地元メディアが伝えた。

オレンジカウンティ・レジスター紙によれば、エプラーGMの話として、大谷は右肘内側側副靱帯(じんたい)の再建術(トミー・ジョン手術)からのリハビリプログラムを無事に終え、近日中に日本に帰国。またエンゼルスは来年1月下旬頃に、20年シーズンで大谷を投打の二刀流としてどう起用していくか、詳細を公表するという。

大谷は昨年10月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、今季は打者に専念。試合出場と並行し、右肘のリハビリを進めていた。投球の強度が上がるにつれ左膝の違和感が強くなり、シーズン中の9月13日に左膝を手術。先天性の二分膝蓋(しつがい)骨を取り除いた。

シーズン終了後は、左膝のリハビリを進め、同時に右肘の投球プログラムを再開。12月上旬に再びブルペン投球を開始するなど、徐々に段階を上げていた。

来年2月中旬から始まるキャンプでは投打の二刀流として参加する予定。故障明けとなるが、貴重な先発ローテーションの一角として期待される。