レッズと正式契約を交わした秋山翔吾外野手(31)が8日(日本時間9日未明)、本拠地グレートアメリカン・ボールパークで入団会見を行った。会見にはウィリアムス編成本部長、クラルGM、ベル監督らが同席。薄いブルーのスーツにレジメンタルのネクタイ姿の秋山は、やや緊張した表情で背番号4のユニホームに袖を通すと、ようやく笑顔を見せた。その後、質疑応答では「日本人がメジャーリーガーとして在籍していないのは大きかった。ウインターミーティングですばらしいプレゼンテーションをしてもらったこと。レッズが最初にオファーをくれた」などと、レッズを選択した理由を話した。

5日に渡米した秋山は、6日に同地でフィジカルチェックを終え、3年総額2100万ドル(約23億1000万円)でサイン。前日は、家族と一緒に新居探しなどを始めていた。

今後は、すぐに帰国し、日本国内で自主トレを再開。アリゾナ州グッドイヤーで行われる春季キャンプ(野手集合日=2月16日、全体練習スタート=同18日)へ向け、本格的な準備を進める予定だ。