メッツは16日(日本時間17日)、昨年11月に就任したカルロス・ベルトラン監督(42)の解任を発表した。同監督は現役時代の17年にアストロズでサイン盗み問題に関わったとされる。

サイン盗み問題に収束の気配がない。今季、監督デビューを果たす予定だったベルトラン氏は、1試合も指揮を執ることなく監督の職を失った。13日にアストロズのヒンチ氏が解任されてからレッドソックスを去ったコーラ氏を含め、わずか4日間で3球団の監督が解任される異常事態だ。

ベルトラン氏がアストロズでプレーしたのは、現役最終年の2017年。当時40歳のベテランは全盛期の数字は残せなかったが、精神的支柱としてワールドシリーズ制覇を支えたとされた。だが実際は同じプエルトリコ出身で、当時コーチだったコーラ氏とともに不正行為の中核にいた。輝かしい実績も一気に色あせるスキャンダルだ。

メッツの球団幹部とベルトラン氏は、レッドソックスがコーラ氏解任を発表した翌日から話し合いの場を持ったという。大リーグ機構からではなく、自発的に処分を下した点に、騒動に対する関係者の危機感の強さが表れている。(共同)