今季、二刀流で復活を目指すエンゼルス大谷翔平投手(25)が、投手としてはマイナーでのリハビリ登板を経て、メジャー復帰する可能性が浮上した。

複数の米メディアによれば17日(日本時間18日)、エプラーGMがラジオ番組で「マイナーで投手として登板し、次の日にメジャーの試合で打者として起用することもできる」と話し、打者としてメジャーの試合に出場しながら、投手ではマイナーの試合で登板させる考えがあることを明かした。

大谷は18年の10月に右肘内側側副靱帯(じんたい)の再建術(トミー・ジョン手術)を受け、19年シーズンは打者に専念。同時に、投手としてリハビリを進めていた。同年9月に左膝の手術を受け、12月中旬頃に投球プログラムを終えた。

来月中旬から始まるキャンプでは投打の二刀流として参加する予定だが、トミー・ジョン手術明けで、当面は球数制限が設けられる見込み。今回のエプラーGMのプランは、マイナーの試合で登板を重ねることで徐々に段階を上げ、万全を期してメジャーで先発登板させる考えとみられる。