カブスのテオ・エプスタイン編成本部長は、このオフ戦力補強の不調が続き、ファンが不満を募らせていることについて理解を示した。

エプスタイン氏は「カブスにぴったりと思う選手に対し、適正な条件で契約可能だと考えていたが獲得できなかった。それが現実」とし、自分自身も不満に思う日々があったと述べた。

カブスではこのオフ、主力のクリス・ブライアント三塁手放出の可能性が取りざたされており、大物フリーエージェント(FA)獲得も空振りに終わった。

エプスタイン氏はこれについて、「選手を放出すると口にしたことはない。あらゆる可能性を排除しない姿勢をとっているだけ」と説明。

「話がまとまるのはもっと先かもしれないし、もしかしたら今回は現有戦力のなかから底上げできる部分を見つけるオフなのかもしれない」と語った。(AP)