マリナーズのエースとして通算169勝を挙げたフェリックス・ヘルナンデス投手(33)が、ブレーブスとマイナー契約で合意したことが20日(日本時間21日)、明らかになった。

複数の米メディアが報じたもので、招待選手として春季キャンプに参加。開幕後にメジャー入りすれば、年俸100万ドル(約1億1000万円)を得る契約とみられる。

2005年にデビューしたヘルナンデスは、剛速球を主体に強気の投球で活躍。2010年にサイ・ヤング賞を獲得するなど、「キング・フィリックス」と呼ばれ、イチローとともにマリナーズの顔として人気を集めた。

もっとも、近年は故障に苦しんだ。2019年はわずか1勝(8敗)止まり。オフにはFA(フリーエージェント)になっていた。