ダイヤモンドバックスからフリーエージェント(FA)となっていた平野佳寿投手(35)の移籍先について、マリナーズが有力候補であることが23日(日本時間24日)分かった。

米球界関係者の話を総合すると、獲得を目指す複数の球団の中でもマリナーズが有力だという。

平野はメジャー1年目、75試合に登板し4勝3敗、防御率2・44の結果を残した。ダ軍では2年間リリーフとして活躍し、通算では137試合の登板で9勝8敗、防御率3・47。昨シーズン後にFAとなった。

昨年12月にサンディエゴで行われたウインターミーティングでは、代理人のジョン・ボッグス氏が「(ダイヤモンドバックスに)残留も含め、6球団からコンタクトがあった」と明かしていた。現状、マリナーズが平野獲得へ1歩リードしているとみられる。

マ軍入団となれば菊池雄星投手(28)と同僚となり、先発、中継ぎで日本人リレーも実現しそうだ。