レッズへ移籍した秋山翔吾外野手(31)が、背水の覚悟で海を渡る。12日、成田空港から米国へ出発した。渡米前、インタビューに応じ、移籍までの心境の変化を明かした。

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侍ジャパン稲葉篤紀監督への恩返しが難しくなったことが、心残りだった。東京オリンピック(五輪)の出場は現実的に厳しい。

同監督が率いる侍ジャパンでは、リーダーとしての役割を託されるなど、全幅の信頼を受けていただけに「自分のことをいろんな言葉で表現してくれていた。選考に対して、重く受け止めてました。それに応えられないかと思うと残念」と、日の丸への思いを口にした。