ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMは、アストロズがサインを盗んでいるのではないかと数年にわたって疑いを持っていたことを認めた。

同GMは14日、アストロズの疑惑に関してMLBと何度も話し合ってきたが、「疑いがあるのと、疑いを事実だと証明するのは別」と述べた。疑惑について他球団とも話し合ってきたという。

この疑惑を受けてメッツ新監督の座を追われることとなったカルロス・ベルトラン氏は昨季ヤンキースで特別顧問を務めていた。キャッシュマンGMはアストロズの状況についてベルトラン氏とも会話していたことを明らかにした。、

ヤンキースは2017年のア・リーグ優勝決定シリーズでアストロズと7戦を戦い、3勝4敗で敗退。サイン盗みの影響はあったかと問われた同GMは、「もちろん」と即答。「われわれもオーナーもフロントも選手も怒りを覚えており、それは当然」としながらも、ヤンキースにとっては先を見据えることのほうが大事と語った。(AP)