インディアンスの右腕カルロス・カラスコ投手(32)が、春季キャンプでトレーニング中に右脚に違和感を覚え、練習から離脱した。現在はさまざまな検査を受け、ケガの程度と離脱期間が判明するのを待つ状況にある。

テリー・フランコナ監督によると、カラスコは19日の練習中に「太ももの辺り」に違和感を訴えたという。20日にMRI(磁気共鳴画像装置)を受けているが、最新の診断内容は21日に発表の見込みで、フランコナ監督は「われわれの知らないことを話すよりも、詳細な情報を待ったほうがいい」と語った。

カラスコは白血病と診断されたことを昨年6月に告白し、治療に入ったが、シーズン中に復帰するという誓いどおりに、9月に救援としてマウンドに立った。そこから11試合でリリーフ登板し、15回を投げて防御率6・60、17三振。同選手の復帰は選手とファンに大きな感動をもたらした。先発復帰を希望する本人は最近、健康状態に問題はなく、今季が楽しみだと述べていた。(AP)